Medical Checkup健康診断のご案内
特定健診・後期高齢者健診を受けて、これからも元気に暮らしましょう
皆さまの健康維持と病気の早期発見を目的に、各種健康診断を行っております。
練馬区および板橋区、中野区、杉並区にお住まいの方
2025年5月1日より、区民健診が始まります。 本年度からは、胃がん健診も実施させていただくことになりました。
区民健診の受診券が届きましたら、お電話(03-3993-5251)またはご来院にてご予約を承りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
個人健診(会社や学校に提出)をご希望の方
ご来院いただく前に、内容の確認をさせていただきますのでお電話(03-3993-5251)にてご相談ください。
Characteristics当院の特徴【「受けた後」まで寄り添う健診を】
当院では、健康診断の結果をただ郵送するだけでは終わりません。
受診されたみなさまに、医師による結果説明の外来枠を無料でご用意しています。
検査結果をきちんと理解し、必要な対策や生活習慣の見直しにつなげていただけるよう、丁寧にサポートいたします。
Purpose目的
定期的に健康診断をお受けになることで未病の段階で生活習慣病(高血圧症や高脂血症(脂質異常症)、糖尿病、高尿酸血症など)や、がんなどの疾患を早期発見し生活習慣の改善や適切な治療に結び付けることが出来ます。
皆様が健康に快適な日常(健康寿命)をお過ごしいただくためにお役立ていただけます。
Type当院で受けられる健康診断
健康診断にはいくつもの種類がございます。健康診断でご不明の点やお悩みの事がございましたらお電話(03-3993-5251)でお問い合わせください。
練馬区在住の中高年層を対象とする特定健診や後期高齢者医療健診、会社などにお勤めの方を対象とする一般健診、定期健診、雇用時健診などをお受けいただくことが可能となっております。
また病気の予防や早期発見を目的とした健康診断だけでなく、受験、入学、就職に際して必要となる健康診断や診断書作成もいたしいております。
対象者と費用
Contents of Health Checkups健康診断の項目
特定健診・後期高齢者健診では、以下の項目を測定したします。
- 身長・体重測定
- 血圧測定
- 血液検査
- 尿検査
- 視力・聴力検査
- 胸部レントゲン検査
- 心電図
これらに加えて、当院ではがん検診として胃がん(内視鏡検査)、大腸がん(便検査、内視鏡検査)、前立腺がん(腫瘍マーカーであるPSA)など、その他に心電図、骨密度をお受けいただくこともできます。
Diseases that can be detected健康診断で見つけられる病気
内臓脂肪型肥満に加え、高血圧、脂質異常症、高血糖のうちいくつかを併せ持つことで、動脈硬化が進行しやすくなる状態を指します。主な原因として、運動不足や偏った食生活、過度の飲酒、喫煙、ストレス、遺伝的要因などがあげられます。自覚症状が乏しいまま進行することも多いため、定期的な健診による早期発見が重要です。生活習慣の改善を中心に、必要に応じてお薬による治療も行います。
腎臓の機能が徐々に低下していく病気で、初期には自覚症状がほとんどありません。高血圧や糖尿病、加齢などが主な原因とされ、進行すると体に老廃物や水分がたまりやすくなり、むくみや倦怠感、高血圧などの症状が現れます。血液検査や尿検査で早期発見が可能で、進行を抑えるためには食事・生活習慣の改善や、必要に応じて薬による治療が行われます。
肝臓の働きが低下している状態で、原因としてはウイルス性肝炎、脂肪肝、アルコールの過剰摂取、薬剤性、生活習慣病などが考えられます。初期には症状が出にくく、進行すると倦怠感、食欲不振、黄疸などが見られることがあります。血液検査で肝機能の異常を把握でき、原因に応じた治療や生活習慣の見直しによって改善を目指します。
肺にできる悪性腫瘍で、咳や痰、血痰、胸の痛み、息切れなどの症状が現れることがありますが、初期には自覚症状がないことも多く、健康診断などで偶然見つかることもあります。喫煙が最大の危険因子とされ、遺伝や大気汚染の影響も関係するといわれています。胸部X線検査やCT検査、細胞診などで診断され、病状に応じて手術、放射線、薬物療法などの治療が行われます。
細菌やウイルスなどの感染により、肺に炎症が起こる病気です。発熱、咳、痰、息苦しさ、倦怠感などの症状が現れ、高齢の方や基礎疾患のある方では重症化することがあります。風邪と症状が似ていることもありますが、レントゲン検査や血液検査で診断が可能です。原因に応じて抗菌薬などの治療を行い、安静と水分補給も大切です。
食道にできる悪性腫瘍で、初期には自覚症状が少なく、進行すると食べ物が飲み込みにくい、胸のつかえ感、体重減少などが見られます。主な原因は飲酒と喫煙です。特に日本人に多い扁平上皮がんは飲酒と喫煙に強い関連があるといわれています。また、飲酒と喫煙、両方の習慣がある人はより食道がんの危険性が高まるといわれています。内視鏡検査(胃カメラ)などで診断され、病期に応じて内視鏡治療、手術、放射線治療、化学療法などが行われます。
主に胃酸が食道へ逆流することで食道がただれ、胸やけや呑酸(酸っぱい液がこみ上がる感じ)などの症状が生じる病気です。胃酸の逆流する原因として、胃と食道のつなぎ目の逆流を防止する筋肉の機能低下、肥満、年齢、食事の影響などがいわれています。胃カメラで診断が可能で、胃酸の量を減らすお薬などで治すことができます。
胃にできる悪性腫瘍で、初期には自覚症状が少ないことが多く、進行すると胃の痛み、食欲不振、体重減少、吐き気、黒い便などの症状が見られます。原因として、ピロリ菌感染や喫煙、塩分の多い食事、遺伝的要因などがあげられます。胃カメラ(内視鏡)検査で早期発見が可能で、進行度に応じて内視鏡治療、手術、化学療法などが行われます。
胃の粘膜がただれて傷ができる病気で、みぞおちの痛み、吐き気、食欲不振、黒い便などの症状が現れることがあります。主な原因はピロリ菌感染やストレス、痛み止めなどの薬の影響とされています。胃カメラ(内視鏡)検査で診断が可能で、胃酸を抑える薬やピロリ菌の除菌治療などにより改善が期待できます。
大腸にできる悪性腫瘍で、初期には症状がないこともありますが、進行すると便通の異常(便秘や下痢)、血便、腹痛、体重減少などが見られることがあります。原因としては、食生活(高脂肪・低食物繊維)、運動不足、飲酒、喫煙、遺伝的要因などが関係するといわれています。便潜血検査や内視鏡検査で診断が可能で、早期発見により内視鏡治療や手術での対応が可能です。
炎症性腸疾患(IBD)は、腸に慢性的な炎症が起こる病気で、代表的なものに潰瘍性大腸炎とクローン病があります。主な症状としては、腹痛、下痢、血便、体重減少などがあります。原因は明確ではありませんが、遺伝的要因や免疫の異常が関与していると考えられています。診断には内視鏡検査や血液検査、便検査が用いられ、症状に応じた薬物療法や栄養管理、生活習慣の改善が治療の中心となります。
心臓の拍動が不規則になる状態で、動悸や胸の痛み、息切れ、めまいなどが現れることがあります。主な原因として、加齢、高血圧、心臓病、ストレス、過度なアルコール摂取などがあります。心電図検査で診断が可能で、種類によっては薬物療法やペースメーカー、カテーテル治療などの対応が必要です。症状が軽度であっても、適切な診断と治療が重要です。